株式会社Link Co-Creation
https://www.link-cc.com/
テクノロジーとソーシャルビジネスの融合で
人々を繋ぐ新たな基盤づくりに取り組む
2020年に創業した株式会社Link Co-Creationは、沖縄県を拠点にさまざまなオリジナルサービスを展開する企業だ。社会課題に対し、地元関係者との協働を重視した解決方法の提案や新たな価値提供を行うことで、地域の持続可能な発展に貢献している。今回私たちは、同社の共同創業者でCTOを務める下地秀和氏にお話を伺った。
地域社会を繋ぐさまざまな事業を沖縄で展開
当社の事業の柱はいくつかありますが、いずれも地域への貢献を強く意識した「つなぐ」「つながる」「共に創る」という企業理念のもと、テクノロジー活用による新たな社会的価値の創出を目指しています。
柱のひとつである「地域社会への貢献 x テクノロジー」という領域では、地元沖縄の飲食店と住民を繋ぐクーポン提供サイト「pokepo」の運営や、規格外野菜の廃棄を減らす「pokepoフードレスキュー」を通じたフードロス削減活動、福祉事業者と利用者のためのマッチングプラットフォームの提供など、多面的な取り組みを沖縄県内で展開しています。
また、「マーケティング x テクノロジー」の分野においてアドテック事業に取り組んでいます。これは、LINEミニアプリやショート動画を用いた診断コンテンツを通じて収集したデータと、企業内部で保有するデータを統合、クライアント企業のコンバージョン率やLTV(顧客生涯価値)の最大化を図るものです。
加えて今後はアグリテック事業への本格参入を予定しており、「農業 x テクノロジー」によって地域社会や産業界にイノベーションをもたらすことを目指しています。具体的には、スマート農業の領域でIoTの力を効果的に活用することで、一次産業の効率化や新たな価値の創造、課題解決を図ってまいります。
テクノロジーで持続可能な循環型社会の実現に貢献したい
私たちの目標は、さまざまなテクノロジーとソーシャルビジネスを融合させた当社のビジネスを通じて、持続可能な社会の実現に貢献することです。
コミュニティや環境への配慮を基にエシカルな社会的循環を生み出し、より良い未来を築くためのプラットフォームを構築。そこから地域やステークホルダーとの共創、つまり新たな価値や文化を生み出すことでの、社会全体の発展を目指しています。
なお、このような取り組みにおいてはソーシャルビジネスと営利ビジネスのバランスも重要となりますので、その点を常に意識しながら、社会的インパクトの最大化とCSV(共通価値の創造)の実現をゴールとして各事業を進めています。
IoTビジネス推進コンソーシアム沖縄の魅力とは?
家電、クルマ、建物などさまざまな「モノ」が当たり前にインターネットと繋がる中、本格的な生成AIブームも到来し、いまやテクノロジーが私たちの日常生活を根幹で支える存在であることは言うまでもありません。
IoTビジネス推進コンソーシアム沖縄は、そのようなテクノロジーを活用したビジネス企画の創出から実装に至るどのプロセスにおいても、低レイヤーからアプリケーション開発まで幅広くカバーできるメンバーが揃っている点が大きな魅力です。
多様な人々が繋がる場の提供に取り組む当社の理念、そして本コンソーシアムとが強く調和することで、共に新たな価値を創出できるという大きな可能性を感じています。
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