always client first ~地域とつながる。地域と創る。~
トラストコミュニケーション株式会社
2017 年 IoT ビジネス推進コンソーシアム沖縄に加盟
トラストコミュニケーション株式会社は沖縄本島北部地域を中心に、コンピュータやネットワークの保守・構築・コンサルティングを行なっている会社だ。
2011 年の創業以来、“先見力と創造性を持って新たな価値を提供し続けること”をミッションの一つとして、顧客それぞれの要望に応えるフレキシブルな課題解決や地元地域での積極的な雇用創出に取り組んできた。
創業10 周年を迎えた節目を「感謝」と位置づけ、会社としての更なる成長と“地域の活性化”のため挑戦を続ける社長の松田穣氏にお話を伺った。
革新し続ける企業でありたい
弊社は主に北部地域の自治体さまを顧客としてICT インフラの構築やメンテナンスを主軸の事業としてきました。
IT 業界の中ではICT インフラの構築・運用・保守という事業に特化している形態は非常に珍しいかと思いますが、そこに技術的・人的リソースを集中することで得た体制や技術力の強みというものは大きいと自負しています。
一方で、2 年ほど前からアプリケーションの開発などにも着手しようと動き始めました。やはり時代が進むにつれて、お客様からも「システムを構築し、それを利用するためのアプリがあればもっと助かる」というご要望も出てきましたし、会社として今後も成長を続けるためには必要な挑戦だと考えたのです。
IoT ビジネスコンソーシアム沖縄に参加したのはその少し前のタイミングで、色々と勉強させていただきたいという気持ちから、立ち上げメンバーとして関わらせていただきました。 現在は、比較的着手・導入のしやすいRPA(※1)の事業化を進め、自治体や県内大手事業所さまでの会計処理の自動化などで実績を生み始めています。
ここから1歩1歩展開して、AI やIoT など、お客様の本質的な部分にコミットするDXなどに繋がるようなソリューションを提供できるように成長したいと考えています。
(※1)RPA(Robotic Process Automation:コンピューター上で行われる定型の業務プロセスや作業を人に代わり自動化して処理する技術)
地域から、世界に羽ばたく企業を目指す
実は沖縄本島のIT企業は南部に集中していて、北部への対応が疎かになりがちなのです。そのため、弊社が北部にあるからということでお仕事をご依頼くださるお客様も多く、本当に地域の方々に支えられてここまで来たと感謝しています。
その思いが募り、我々としても北部の人材を積極的に採用して育て、しっかり地元で循環する仕組み作りなども意識してやってきました。
ですので、必然的に地元愛の強い人間の多い会社となり、技術力・現場力とも相まって、お客様の期待に応えるフレキシブルな対応ができているところも一つの特色かと思います。
そのお陰で、創業以来毎年の売り上げ増加、社員も増え、更なる成長を志すことができています。
実は現在、社員の中に1人のフィリピン人男性がいるのですが、将来的には弊社の海外展開のパートナーとして活躍してもらいたいと考えています。
以前、海外での事業展開を考え視察に出かけた時に、地元地域の人材と共に事業を進めることが、弊社にとってもその地域にとっても幸せになれる仕組み作りに繋がるはずだと強く感じ、その後同じ現地で就職説明会を行いスカウトして来ました。
どんなに技術が進歩してもそれを上手く活用できるかどうかは”人”にあると思いますし、IT 技術をきっかけとして、地域が宝物だと思える“人財”を育てることも、我々の存在意義の一つだと考えています。
IoT ビジネスコンソーシアム沖縄の魅力とは?
IoT ビジネスコンソーシアム沖縄は、IoT という技術を普及させることが目的で設立された団体です。ですので、ITやICT という言葉に馴染みのない方々にも是非参加していただきたいと、個人的には思っています。
例えば、工場系の企業様など、IoT という技術と非常に相性が良い業種ではないかと感じているので、そういった方々が加盟してくださることで、IoT を必要としている方々の気持ちや感覚を、我々のようなIT企業側も学ぶことができます。
そして、そこから素晴らしいマッチングが生まれることも期待できると思っています。
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