株式会社Direction
2022年 IoTビジネス推進コンソーシアム沖縄に加盟
創業20年となる株式会社Directionは元々建設会社であったが、約2年前に株式会社CREATIONへの株式譲渡を境に、IT分野に舵を切った。時を同じく主要メンバーとして井桁氏がDirectionに加わった。
井桁氏が培ったテレコム技術のノウハウやナレッジを活用し、通信インフラの設計から保守をワンストップで請負うことが可能な企業へとDirectionは生まれ変わった。
そのDirectionを率いて新たな市場への牽引を推し進める井桁氏に話を伺った。
テレコムの可能性にこだわりたい
弊社の社歴は20年で、私たちが運営してから約1年半になります。経営状態が芳しくなかった建設会社であったDirectionは建設に関わる認可や免許を多く持っていました。その実績に我々のナレッジをかけ合わせてテレコムの市場に参入しようというのが起点となっています。
弊社のもうひとりの共同ファウンダーである者も含めて、某外資系情報技術サービス及びコンサルタント会社の経歴を持っています。
弊社は世界規模の会社で、手掛ける仕事は幅広いですが、大手ではできないベンチャーマインドを刺激するような仕事も手掛けてみたいという思いが個人的にはありました。
大手では扱えない幅広い商材やサービスを持って市場に挑戦したいという思いが強かったですね。
通信業界一筋の視点にこだわりたい
私の仕事の経歴はずっと通信業界一筋ですね。通信サービスに関わる全てのレイヤを経験しています。当然、ノウハウやスキル、ナレッジも堆積していくのですが、なによりも人とのつながりという部分が大きな財産となっています。
その人たちと通信業界において様々な協業ができればこれほど幸せなことはありません。
弊社はモバイルキャリアのフィールドにおける電波調査や、各キャリアさんからのクレーム対応なんかもやっています。あとは、携帯基地局建設も請け負っています。
IoTのキーワードで近いのは店舗のデジタルサイネージ導入などですね。これはユーザーへ提案から構築、保守までワンストップで対応しています。
また、様々なデータをマーケティングに活用する分析などはそういった専門の機関や企業と協業して付加価値を高める取り組みも行っていく予定です。
IoTは概念であり、現代そのものを指す
万物はIoTに通ずると思います。IoTは言葉そのままの意味であり、現代の世界を指す概念であると思います。
距離、時間、属性その他全ての障害になりえる課題を乗り越えて我々はいま仕事をしています。意識せずとも既にIoTの世の中になっていると言えるのではないでしょうか。
私個人とすれば、協業の可能性が広がるという点で助かっていますし、そこに期待せずにはいられません。
もちろん、そこに行き着くには自分がなにを持っているかが重要であり、そういった意味では、過去のモバイルキャリアのスタートアップから今に至るまで泣いたり笑ったりした経験が私にはあり、そこで長い年月をかけて培ってきたスキルとマインドを多くの仲間に広げていきたいという思いを持っています。
IoTビジネス推進コンソーシアム沖縄の魅力とは?
セミナーに数回参加して、メンバーが面白いと感じました。
この人たちと知恵を出し合えばいろんなソリューションビジネスを生み出す期待を持ちましたし、尚且つそれが楽しくできそうだと思い入会しました。
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